オプティマイザで対称・非対称形状を最適化
TraceProは対称2Dオプティマイザ、非対称3Dオプティマイザを提供しています。これらのTraceProのオプティマイザが他社同類の最適化機能との相違は、オプティマイザそのものが生産性と簡便性を念頭に設計されていることです。
TraceProでは単一または複数の2Dあるいは3Dのプロファイルを簡単に入力し、それらの押し出し、旋回、結合で、ライトパイプやバイコーニックリフレクタ、フリーフォームオプティクスなど、複雑なジオメトリの生成を可能にしています。
単純な対称系をお考えであれば、直ちにそのアイデアをスクリーン上でスケッチし、変数変域をリアルタイムで表示でされるスクリーン上で確認しながら指定し、インタラクティブな光線追跡で初期ジオメトリを確認し、目標関数をデジタイズすることができます。実装されたスキームマクロで非常に複雑なデザインでも、ユーザが意図するストーリにしたがって最適化することができます。
3Dオプティマイザでは複雑な非対称デザインがサポートされ、これによりさまざまな形状の複雑なライトパイプ、LEDレンズ、あるいはソーラーアプリケーション用途のデザインができます。
2Dオプティマイザ、3Dオプティマイザではスタート点となる初期デザインを迅速に指定し、その中の端点やセグメントを変化させながらインタラクティブに更新される光線追跡を観察することができるのでデザインの実現性をすばやく決定することができます。ひとたび良好なスタート点が見つかれば、変数とメリットファンクションを定義してオプティマイザルーチンを起動してデザインを向上させることができます。オプティマイゼーションプロセス内では継続して反復計算の結果がモニタされ、プロセスを完全に掌握することができます。
TraceProに実装されたCADモデル生成のクイックスケッチ機能、高性能光線追跡エンジン、そして洗練された解析能力に加え、TraceProのオプティマイゼーションで照明関連システムの生産性は劇的に強化されます。