オブジェクト上の点を発してレンズの入射瞳全体を通過し、レンズの射出瞳から射出される光線群が持つ光路長差から波面を想定し、イメージサーフェス上の結像点までの光伝播の回折計算を行います。
PSFレポート
定義されているx軸上またはy軸上のオブジェクトフィールド点からの光線群による点像分布関数のプロットです。擬似3Dプロット、プロファイルプロット、エンサークルドエネルギープロットが表示されます。
FFTベースPSF
定義されている単一のオブジェクトフィールド点からの光線群による点像分布関数プロットです。FFT計算を行うため、収差の大きい系ではサンプリング数を大きくしないと、FFT計算のエイリアシングによって意味の見出せるプロットが得られません。
直接積分積分PSFプロット(ホイヘンスの手法)
射出瞳の波面上の各点を新たな微小球波面を発生する光源として積分した結果の点像分布関数をプロットします。FFT法と比較して計算時間は長くなりますが、より収差の大きな系であってもエイリアシングを発生することはありません。
PSFvsオールフィールド(全フィールドについてのPSF)
オブジェクサーフェス上で定義されているフィールド点からの光線群による点像分布を2次元でプロットします。