OSLO®
OSLOはあらゆる光学分野で要求されるパフォーマンスを視野に入れた強力なデザインソフトウエアです。
従来のレンズデザイン機能に加えてOSLOには先進の光線追跡、解析機能、広範囲の問題を解決する高速動作のマクロ言語とともに利用できる最適化機能が搭載されています。
OSLO はコンテンポラリな光学デザインであらゆる作業を担当するデザイナを支援する統合ソフトウエア環境です。
OSLOはレンズばかりではなく、例えば医療用機器、照明系、通信機器ほかのデザイン向けにも高度なツールを提供しています。
アプリケーショントレンドに応えるオプティクスデザインツール
OSLOは学習が容易で簡単に利用できます。Windowsコンピュータ 向けに特化して開発されたOSLOは、そのスピード、パワーとフレキシビリティの点で他のソフトウエアの追従を許しません。またその先進のテクノロジはきわめてリー ズナブルな価格で提供されています。OSLOはより優秀で、よ り低コストのデザイン、より効率の高いプロダクションを目 指す企業に、実用的なツールとして受け入れられてきました。
技術的な視点で見ると、OSLOは単なるレンズデザインプログラムではありません。というのもパワフルな光線追跡ルーチンと、焦点付近の振幅分布・位相分布を計算するファーフィールド回折解析機能が、現実的にフリースペース伝播を利用するいかなる光学系をもOSLOを利用してデザインできるからです。 OSLOの最適化は実装されているもっともパワフルな機能です。いくつかのツールバーボタンのクリックで系を最適化できることもしばしばあります。より強力なパワーが必要であれば、一般の光学デザインソフトウエアを凌ぎ、必要とするより多くのコントロールの追加をユーザに提供することができます。例えばいくつかのデフォルトのエラー関数に加え、OSLOはカスタムインターナルエラー関数、外部エラー関数を構築するための非常にフレキシブルな手法を用意しています。これらによりユーザは事実上、連続変数を使用するあらゆる最適化問題の解を見出すことができます。
効率的でユーザフレンドリなプログラミングができることが業務に携わることはデザイナにとって不可欠となってきました。 OSLOのプログラミング言語であるCCLは、高速コンパイル、標準C言語書式、内部精度を完全維持に維持した OSLOとの通信を提供しています。 さらにその強力なサポートライブラリで、ユ ーザは新たなアプリケーション分野でも OSLO の能力をカスタマイズして拡張することができます。
限界性能の探索を支援するツール
レンズとマテリアルのデータベース
OSLOは業界最大規模のマテリアル、カタログレンズ、スタートデザインのライブラリを持っています。全てのメジャーなガラスサプライアからのマテリアルデータに加え、セットアッププロトタイプとして使える3000を超えるストックレンズと、1000を超える最適化の初期セットアップを持つ3種類のライブラリがあります。書籍、A System of Optical Designからの Arthur Coxライブラリ、 Modern Lens DesignからのWarren SmithライブラリがOSLO で利用できます。
Specialサーフェスデータ
OSLOが光学サーフェスを記述するデータは完全、簡単に管理することができます。ティルトやディセンタのあるサーフェスは相応に記述され、ローカル座標でもグローバル座標でも余計なダミーサーフェスをおく必要がありません。多項式非球面サーフェスや回折サーフェスはその順序に制限を受けません。利用できるサーフェスタイプの範囲は非球面、スプライン、分布屈折率、回折、ユーザ定義、アイコナールその他をカバーし、先進の要求に合致しています。各サーフェスタイプはスプレッドシートでサポートされて利用が簡単で、効率的なデータ入力を可能にする高速コマンドモードも用意されています。
”Special"アパーチャデータ
OSLO
らの形状の組み合わせで単一のサーフェス上に設けることができ、考えられるほとんどあらゆる形状の生成が可能です。さらに、OSLOの”special”アパーチャタイプでは、ソリッドプログラムで取り扱うことのできるほとんどの光学エレメントをサーフェスモデリングのスピードと効率を犠牲にすることなくシミュレーションすることが可能です。ノンシーケンシャル光線追跡とあわせ、この機能がOSLOに完全な光学デザインツールとして動作することを可能にしています。
他のアプリケーションとのデータ交換
OSLO はTracePro、Matlab、MS Ecel、MS WordなどWindows互換プログラムとの間でデータを交換することができす。 DDEインタフェースの操作はマクロを通してコントロールされます。マクロのネイティブ言語はDDEがクライアントとして構成されるのかサーバとして構成されるのかに依存し、OSLOはいずれの形態でも動作します。